【ポケモンSV S10 最終663位 レート1922】ディンカミカイリュー+スイーパースカーフイダイトウ
はじめまして、さわんごです。
音MAD界隈が音MAD DREAM MATCH-天-開催に向けて湧いたり、マリオ64の16枚RTAを走ったりなんやかんやしてるうちにポケモンSVのDLCが発売。
S2以来取ることの出来なかったレート1900、また初の最終3桁を目指し駆け抜けました。
度重なる迷走の果ての構築ですが、当初の目標達成をしたため今回構築記事を書かせていただきたいと思います。
- 構築経緯
- イダイトウ@こだわりスカーフ 水テラス
- ディンルー@オボンのみ 毒テラス
- カイリュー@あつぞこブーツ ノーマルテラス
- ハバタクカミ@ブーストエナジー 水テラス
- 一撃ウーラオス@おんみつマント 毒テラス
- パオジアン@きあいのタスキ ゴーストテラス
- 選出
- さいごに
構築経緯
ポケモンのランダムマッチでは以前から基本的にトリックルームパーティを好んで使用していたため、当初はレギュレーションDで解放となったイダイトウをトリックルームで暴れさせるPTを使用していた。
適応力+珠イダイトウのお墓参りの威力は凄まじく、9月8日の時点では過去最高となる瞬間4位を記録したりもした。
一方で、S9までの時点でイダイトウの型の認知が進んでいたことや、キョジオーン・ドオー・ヘイラッシャ・ドヒドイデ・チオンジェンなど耐久型のポケモン達への対応を怠ったことにより、4位達成後は大幅に順位を落とすこととなってしまった。
また、DLC解禁後は草タイプの先制技であるグラススライダーを放つゴリランダーの登場などトリックルームイダイトウに関して限界を感じることが増え、構築の変更をするに至った。
構築を変えるにあたり、まずはこだわりスカーフイダイトウをフィニッシャーにするという前提で構築をスタートした。
理由としては、イダイトウで全抜きしまくった快感を忘れることができなかったことと、高火力の交代技であるクイックターンをDLCで習得したこと。S10は前半から通してお互いにステルスロックを撒きあう展開がとても多く、挑発などで相手のステルスロックを止めるような策をなるべく取りたくなかったため、多くの状況下でスイーパーとしての役割をこなせるスカーフイダイトウを採用する結果となった。
その後はトリルパ時にも採用していて非常に安定感のあったディンルーカイリュー、ボディプレスを持たないキョジオーンの前で剣舞して全抜きを狙う隠密マント一撃ウーラオスを採用。
他2体に関しては全くまとまらず、毎日変える勢いで様々なポケモンを使用していたが、最後の1週間は電磁波甘えるで起点化を回避しつつ裏のスカーフイダイトウを通しやすくするHBハバタクカミ、最終日付近にはディンルー以外に初手出しの安定択となりうる襷ASパオジアンを採用し構築完成となった。
イダイトウ@こだわりスカーフ 水テラス
特性:てきおうりょく
性格:ようき
努力値:A252 S252 B4
技:ウェーブタックル、おはかまいり、クイックターン、アクアジェット
最速スカーフにすることでちょうど最速ドラパルト+2となり、ブーストエナジーを持たない殆どのポケモンの上から威力300のおはかまいりを叩き込むことのできる化け物ポケモン。意地と比べて火力は落ちるものの、トリックルームや高速移動を使用せずとも上から行動できること、ステルスロックの影響を受けづらいことからかなり使いやすかった。
テラスを切らないカイリューや眼鏡ハバタクカミなどを終盤に一撃で粉砕していく火力は圧巻だった。ノーマルテラスが見えている場合はかなり技選択が難しかったものの、適応力ウェーブタックルでも無振り炎(or岩)オーガポンを56.25%の乱数で落とす事のできる火力があり、うまくハマったときの抜き性能は圧倒的。
環境に蔓延る悪タイプ、ノーマルテラスドオーなど確実に無理なポケモンなどもおり若干逆風を感じることもあったが、それを補って余りある性能を感じた。
DLCで解禁されたクイックターンはカバルドンなどに打ってあくびループを打ち切ったり、削れたポケモンを倒しつつ裏のカイリューやハバタクカミを安全に着地させるなど細かい活躍が目立った。
ディンルー@オボンのみ 毒テラス
特性:わざわいのうつわ
性格:わんぱく
努力値:H244 B164 D100
技:じしん、カタストロフィ、ステルスロック、吹き飛ばし
普通のディンルー。イダイトウを通す上でステロ撒きと吹き飛ばしによる相手PTの情報取得としてはこれ以上の適任が思い付かなかった。
イダイトウのお墓参り火力はテラスに依存しないため、初手の水ラオス、パオジアン、ゴリランダー、ハバタクカミなどに関しては積極的にテラスタルを切って対応していた。
挑発が飛んでくることやアンコールで縛られることも多く、安易な初手ステロは危険。オーガポンと対面した時は大体吹き飛ばしから選択していた。
殆ど全ての試合で選出していたため選出率は間違いなく1位。
カイリュー@あつぞこブーツ ノーマルテラス
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
努力値:A252 S156 H100 (1龍舞で最速110族+2)
言わずと知れたSVの王者。イダイトウの前の削り、またイダイトウがいない場合のフィニッシャーともなりうる器用なポケモン。
相手に一方的にステロを撒かれた場合でも行動保証を持ち龍舞することが出来るあつぞこブーツを採用。炎オーガポンや岩テラスを切らないゴリランダーを上から破壊していた。
耐久が欲しい場面もあったが、アンコールで技を縛って退場するだけでも裏のイダイトウやハバタクナミに繋げることが出来たため選出するだけでかなりの役割を持つことが出来た。
ハバタクカミ@ブーストエナジー 水テラス
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
努力値:A228 B252 S28
技: たたりめ、ムーンフォース、でんじは、あまえる
HBハバタクカミ。電磁波で後続のサポート、あまえるで物理アタッカーの阻止を目的としていたため、行動回数を増やすためBに振り切った。
無振りでもウーラオスなど特殊耐久が低いポケモンへの圧力は高く、選出によってはハバタクカミがスイーパー役となることもあった。
弱い点は特に感じていなかったが、一定数存在した電気テラスクリアチャームカイリューには何も出来ず全敗(4敗)してしまった。
電磁波で相手をバグらせる最強ポケモン。
一撃ウーラオス@おんみつマント 毒テラス
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
努力値:A252 S252 B4
技: あんこくきょうだ、ふいうち、ドレインパンチ、つるぎのまい
ボディプレを持たないキョジオーンを完封するために採用。キョジオーンが見えた場合は積極的に選出していた。
相手の守るや自己再生のタイミングで交代➝つるぎのまいができた試合では全勝していた。
一方で相手がキョジオーンを選出しなかった場合での役割が難しく、不意打ちを打って退場になることもあった。要検討の枠。
パオジアン@きあいのタスキ ゴーストテラス
特性:わざわいのつるぎ
性格:ようき
努力値:A252 S252 B4
6体目のポケモンは最終日に至るまで全く定まっておらず、岩オーガポンやゴリランダーなどコロコロと変えながら使用していた。
最終的にディンルーの代わりに初手出しして相手に圧力をかけることが出来る他、Sの速さから終盤のお掃除まで対応出来る最速襷パオジアンを採用した。パオジアン採用後は選出率7割を超えていたんじゃないかなと思う。
イダイトウが隙を見せがちなカイリューに対してテラスを強要するのはとても強かった。つららを1度しか外さなかったので偉い。
パオジアンの個体を貸してくれた四角さん、本当にありがとうございました。
選出
基本選出
ディンルーイダイトウ@1
ゴリラ入りに対して
ディンルーカイリュー@1
キョジオーン入り
キツい相手
チオンジェン
テラス切ったキョジオーン
ラストのパオジアン・悪ウーラオス
さいごに
S10は後半でいきなり環境が代わりレギュレーションDeだの色々と呼ばれ混沌を極めていましたが、最後なんとか3桁まで持ち直すことが出来たのは非常に良かったです。
レギュEの準備はまったくしていませんが、この調子で次回もいい成績を取れるように頑張ります。